映画「トータル・リコール」の動画を視聴しました。

2012年公開のアメリカ映画で、上映時間は約118分。

総合評価:★★★☆☆~★★★★☆(3.8)

監督:レン・ワイズマン
出演:コリン・ファレル、ケイト・ベッキンセール、ジェシカ・ビールら

原作はフィリップ・K・ディックのSF短編小説「トータル・リコール(旧題:追憶売ります)」。


トータル・リコール (ハヤカワ文庫) [ フィリップ・キンドレッド・ディック ]

エンドロールでは、「BASED ON THE MOTION PICTURE "TOTAL RECALL"」と出ていましたが。
(「1990年版のトータル・リコールをベースにしています」という意味でしょう)

映画「トータル・リコール(2012)」の感想



スピード感、躍動感があって、スリリングに見られるように仕上げられていました。

1990年版のトータル・リコール(アーノルド・シュワルツェネッガー主演)も見たことがあると思いますが、記憶が薄く・・・

なんか、初めて触れる作品のような感じで見ていくことができました。

どちらが面白かったり、エキサイティングなのだろう?

Yahoo!映画の平均評価点からすると、1990年版だろうか。

本日(2019.3.25)時点だと
■1990年版トータル・リコール→平均3.68点
■2012年版トータル・リコール→平均3.04点
となっています。


2012年版には、劇場版とディレクターズ・カット版があって、展開が異なるのだとか。
(Wikipedia情報)

トータル・リコール ディレクターズ・カット版(字幕版)

どのような違いがあるのでしょうね。

映画「トータル・リコール(2012)」ストーリーの意味・解釈



以下、ネタバレとなりますのでご注意ください。

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ネットを見ていると、これを夢オチではないかと解釈する人もいるみたいですが・・・

たしかに、そういう見方も可能かもしれません。

でも、自分は素直に解釈しました。

主人公は、カール・ハウザーという名前のスパイ。

UFBのコーヘイゲンに雇われ、レジスタンスに入り込みます。

そこでリーダーの人物に惚れこみ、レジスタンス側につくことに・・・

そこで英雄的な働きをします。

しかし、UFBに捕まり、それまでの記憶を消され、別の記憶にすりかえさせられます(自分がコロニー住人のダグラス・クエイドだと思い込まされます)。

でも、夢の中で過去の記憶が出てきたり、リコール社での出来事などから、自分がダグラスクエイドではないことが徐々にわかってくる・・・と。


つまり、主人公はもともとはUFB側の人物でしたが、レジスタンス側に寝返り、反UFBの活動をするようになった(そこで英雄的働きをした)、でいいのではないでしょうか。


コーヘイゲンが主人公を殺さない(「生け捕りにしろ」と命じていた)理由は・・・はっきり出ていたかな?

たぶんですが、スパイとしてものすごく有能なので、(コロニー支配のために)また利用したいと思った、ってところではないかと。