映画「セックス・アンド・ザ・シティ」の動画を視聴しました。

総合評価:★★★☆☆~★★★★☆(3.6)

ここで見ました→dTV

2008年公開作品で、長さは145分(2時間25分)。

以前、連ドラ版を見ていたので、話の流れにはスッと入っていくことができました。

ドラマ版は30代の、尖ったところのある都会派女性のイメージ。
(女の人生謳歌的な)

映画版では、主要人物4人はアラフォーから40代の設定だと思いますが、老いというか、後半生をどう生きていくかというのもテーマに入っている感じで、興味深かったです。

仲良し4人組が、それぞれ違う恋愛・結婚路線を歩んでいます。

独身主義
家庭的主婦
半離婚
 ・
 ・
 ・


どういうのが正しいというのはないのだと思います。


でも、やはり人間は1人だけで生きていくのは辛いもの。
(異性のパートナーが必要という意味ではないですよ)

人とのつながりはおろそかにしないほうがいいのでしょうね。


あまりに自分中心主義だと、どこかでしっぺ返しが来る可能性があります。

相手・周囲の気持ちや状況を慮る(おもんばかる)姿勢がないと、うまく物事は進まない、といったことも感じました。


この作品の舞台はニューヨークですが、ほかの成熟した都市でもあてはまるのではないだろうか。
(大都会に住む年頃女性の生活の一部をリアルに浮かびあがらせている)

成長中の都市の女性も、急速にあのようなライフスタイル近づいてきていたり・・・

ドラマ版を見ていたときには衝撃感もありましたが、もしかしたら時代が追いついてきた面があるのかも!?


個化してきた都会在住の女性たち。彼女たちはどこに幸せのよりどころを求め得るのでしょう。

お金?地位?男?家族?・・・

ともかく、スタイリッシュさやブランドではないのでしょう、きっと。

それもあっていいのかも知れませんが、それだけで心の安定を得続けるのは(一部の人を除いて)難しいのではないかという気がします。

なんて、男の自分が書くのもおかしい話か。


セックス・アンド・ザ・シティ〔ザ・ムービー〕 [ サラ・ジェシカ・パーカー ]