映画「黄金のアデーレ 名画の帰還」の動画を視聴しました。

2015年公開のアメリカ/イギリス映画で、上映時間は約109分。

総合評価:★★★★☆~★★★★★(4.2)

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(※本作品の配信情報は2017年8月25日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはdTVのホームページもしくはアプリをご確認ください。)

監督:サイモン・カーティス
出演:ヘレン・ミレン, ライアン・レイノルズ, ダニエル・ブリュール, ケイティ・ホームズら

実話を基にした作品。

ナチス・ドイツがやってきた後、オーストリアから亡命した女性が主人公。

いまはアメリカに住んでいます。

名画「黄金のアデーレ(アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I)」は、彼女の叔父がグスタフ・クリムトに描かせたもの。


ポストカード【アート】グスタフ・クリムト( Gustav Klimt)/アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I,1907 (training)

主人公が若き日いたオーストリアの住まいに掛けられていました。

それが戦争のゴタゴタなどを経てオーストリアのベルベデーレ美術館に収められています。

しかし、本来の所有権は美術館ではないはずだ、と返還のためにアメリカの弁護士(友人女性の息子)とともに奮闘する様子が描かれています。

黄金のアデーレは「オーストリアの至宝」「オーストリアのモナリザ」などと呼ばれ、広く知られ親しまれている絵画。

値段をつけるとすると、少なくとも●●●ドル(映画を見てのお楽しみ)という価値ある作品です。

オーストリアが、それを簡単に手放すわけはありません。


単に絵画の所有権をめぐる話ではなく、そのバックグラウンドとなるナチス・ドイツによる非道的な行いやら、ユダヤ人一家の栄枯盛衰なども折々に描かれていて面白かったです。


結末がどうなるのかは是非作品をご覧になって見ていただきたいですが、オーストリアもなんだかすごい。

ますます、好きになったぜぃ。
(学生時代にヨーロッパをウロウロして、管理人的にはNo.1だった国です。ウィーンしか行っていないけど)