新海誠監督のアニメ映画「雲のむこう、約束の場所」の動画を視聴しました。

2004年公開の邦画で、上映時間は約90分。

総合評価:★★★☆☆~★★★★☆(3.2)

SFチックな青春恋愛作品。

北海道と本州以南で分断統治されている架空の日本(1990年代?)が舞台となっています。

青春&ピュア恋愛映画と捉えていいと思いますが、物悲しさを含んだシリアスなトーンが基調となっています。

甘酸っぱい感じもなくはないですが、どちらかというと抑え目な感じ。

ストーリーの中で徐々に明らかとなっていく設定(世界観)が興味深かったです。


どういうものかというと

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ちょっとしたネタバレとなりますので、お知りになりたくない方はご覧にならないでください。

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北海道にある長い塔が、平行世界(パラレルワールド)の情報を受信しているというもの。

で、その平行世界というのは、宇宙が見ている夢。

人が夢を見るように、宇宙も夢を見ている。

「こうであったかもしれない」という様々な可能性を夢のなかに隠しているんだとか。

この宇宙の夢は、人の夢や脳にも影響を及ぼしているかも知れず、また太古より生物の脳は無意識の内にそれを感知してきたのかもしれない(それが予感・予知の源泉なのかもしれない)。



パラレルワールドって、なんとなくですが興味を惹かれるので、この映画のそういう設定を聞いて「おぉ~」って思いました。



ただ、そういうのも含めて、観念的でわかりにくい部分もある作品なので、小難しいのとかが苦手な人はあまり楽しめないのかも。




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