映画「天国からのエール」の動画を視聴しました。

2011年公開の邦画で、上映時間は約114分。

総合評価:★★★★☆(4.0)

監督:熊澤誓人さん
出演:阿部寛さん、ミムラさん、桜庭ななみさん、矢野聖人さん、森崎ウィンさん、野村周平さんら


実話を基にした作品。

どのあたりまでが事実に忠実で、フィクション性がどの程度あるのかはよくわからなかったけれど、まぁ、ともかく感動ものでした。

自分は年代もあって、完全ににぃにぃ(阿部寛さん演じる大城陽)側の視点で見ていましたが、彼のやったことはすばらしく、なかなか出来ることではない(多くの人には出来ない)ことだと思います。


若者の想いを耳にし、それをサポートする場を提供する。

その夢にどこまで近づくかはあまり関係なく、人間としての基礎力を身に付けさせる。
(仮に音楽での夢が実現できなかったとしても、社会でちゃんとやっていけるよう、人としてのベースを鍛える場とする)

要は人間教育の場にしたってことになります。

若人の夢の挑戦をアシストする人には、この心構えが本来必要なのだと思います。

それを忘れて結果至上主義になってしまうとおかしなことが起こったりするのでしょう。


この映画舞台のモデルとなった、あじさい音楽村出身のバンドは多数あり、メジャーデビューを果たしたグループも何組かいるみたいです。

にぃにぃは、「そんなこと(夢を実現すること)より、人として真っ当に生きていくことのほうがよっぽど大事さぁ」なんて言うかもしれないけれど、そういう、結果として表れることも素晴らしいことだと思います。

「大人が本気で考えて実行した場を高校生たちが全力で活用し、それがエネルギーとなってうまく外に出た」ってことなのではないだろうか。


人間力と結果、その順番を間違えちゃいけないよってことになるのではないかと。

小さな結果(小さな成功体験)が人間力を育んでいくこともありますし、結果を目指すことがダメなんじゃないんですよね。

ベースとしての人間力を鍛えながら、小さな結果を出し続けていく。
その小さな結果をつなげていった先には、大きな夢の舞台(ターゲット)がある、って感じだろうか。


これは音楽の分野に限らず、受験勉強とか、スポーツ、ダンス、アート、料理・・・と様々な分野の大人(コーチや指導者)が腹の底に持っておくべきことなんだと思います。



天国からのエール スタンダード・エディション [ 阿部寛 ]