ドキュメンタリー映画「世界の果ての通学路」の動画を視聴しました。

ここで見ました→dTV

2012年公開のフランス映画で、上映時間は約77分。

総合評価:★★★★☆~★★★★★(4.1)

世界の、通学が困難な子供たちの様子を収めたドキュメンタリー作品。

・ケニア
・アルゼンチン
・モロッコ
・インド
の子たちが出ています。

日本でも通学が大変なところはあるのだと思われます。

ですが、この映画で取り上げられている子達は、それを超える困難さなのではないかと。

(日本との)生活様式といっていいのかな、その違いを知ることができて大変興味深かったです。

映画の紹介文に「毎年、4、5人の子どもがゾウの襲撃によって命を落とす。」なんてさらっと書かれていますが、そういう「えっ・・・」的なのが何個もありました。

それでも、子供たちが悲観的でなく、なんだか前向きな感じで通学しているのがいい感じ。

この映画に出ているエリアと比べれば、教育環境が整っているのは、圧倒的に日本でしょう。

しかし、人間教育の場として日本のほうが優れているとは言い切れないのではないか、なんてことを思いました。
(学校に着いた後のこともちょっと収められていて、その様子などから)


環境が豊かになっていくと、助け合いの精神が薄れ、傲慢さとか変な基準でのマウンティングとか陰湿なイジメとかが出てきてしまうということだろうか。


世界の果ての通学路 [ パスカル・プリッソン ]