映画「リンダ リンダ リンダ」の動画を視聴しました。

2005年公開の邦画で、上映時間は約114分。

総合評価:★★★☆☆~★★★★☆(3.8)

監督:山下敦弘さん
出演:ペ・ドゥナさん、前田亜季さん、香椎由宇さん、関根史織さんら


青春ガールズムービーとして面白く見ることができました。

高校3年の学園祭前~当日の様子が、リアル感を伴って描かれていたと思います。

青春時代のモヤモヤ感や甘酸っぱさがうまく表現されていたのではないかと。

自分は男。しかも高校は男子校でしたが、それでも楽しんで見ることができました。


JKバンドがメイン曲として選定したのはTHE BLUE HEARTSの「リンダリンダ」ですが、あれを高校生が歌ったり聴いたりするときに乗せる感情って、どういったものなのでしょう。

「大好きな恋人がいて、うまくいっている」なんてリア充系なら、生を謳歌する気持ちを乗せるのかもしれません。

でも、そうではなく、理想があるけれども現実にはそうなっていなくて、鬱屈した気持ちを抱えているならば・・・

それにもいくつかパターンあるかな。

■理想に近づいていっている感覚があり、希望を抱けている人
■理想が高過ぎるところにあり、もうほぼ諦めかけている人(ふんぎりをつけたいが、別の目標に輝きを見出せず、イヤになりかけている)
とか。

歌って、そういうふうに人の心のあり方によって違って響いたりするところがあるから面白いですよね。


リンダ リンダ リンダ [ ペ・ドゥナ ]