映画「フェア・ゲーム」の動画を視聴しました。

2010年公開(日本公開は2011年)のアメリカ映画で、上映時間は約108分。

総合評価:★★★★☆~★★★★★(4.1)

ここで見ました⇒Hulu

(※紹介している作品は、2018年5月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細はHuluの公式ホームページにてご確認ください。)

監督:ダグ・リーマン
出演:ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ、サム・シェパード、デヴィッド・アンドリュース、ブルック・スミスら


アメリカのプレイム事件について描いた作品。

プレイム事件は、2003年のイラク戦争開戦の根拠とされるイラクによる大量破壊兵器保持の情報にまつわる事件です。

「イラクが核兵器の原料・ウランをニジェールから手に入れたという情報は間違っている」とレポートし、世にも訴えた(記事を書いた)アメリカ元大使。

その言論・活動をつぶすために、彼の妻がCIA工作員であることが政府内の人物から漏洩された事件になります。

つまり、アメリカ政府 vs. アメリカ人夫妻(CIA工作員・元大使) の構図。


作品を見ると、「なんなんだ、アメリカは」と感じると思います。

アメリカはフェアネスの国というイメージもあります。

ですが、この映画を見ると、それは虚像だと思えるのではないかと。

特に共和党が強引に力で自分たちの都合のいいように持っていきがちなところがあるんですかね。

結果オーライなら、プロセスや事実とか捻じ曲げたとしても問題ないだろう、的な。

やはりそれは間違ったことなのだと思います。



フェア・ゲーム [ ナオミ・ワッツ ]