映画「ファッションが教えてくれること」の動画を視聴しました。

2009年公開のアメリカ映画で、上映時間は約90分。

総合評価:★★★☆☆~★★★★☆(3.8)

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監督:R・J・カトラー
出演:アナ・ウィンター, グレイス・コディントン, アンドレ・L・タリー, シエナ・ミラーら

アメリカ版「ヴォーグ」の編集長、アナ・ウィンターさんやその周辺の人たちを取材したドキュメンタリー作品。

アナ・ウィンターさんは、映画「プラダを着た悪魔」に登場する鬼上司のモデルとも言われている人ですね。

喜ばしいことがあったとしても、感情をワーッと表すタイプではなく、ニコッとする程度。

で、いつもはムスッとしてる感じ。
(不機嫌ではなかったとしても、周りからはちょっとよくわからない)

それと彼女が持つ影響力やスピーディーに決断していく仕事ぶりなどによるのだと思いますが、周りの編集やデザインに携わる人たちの、彼女の前に出たときの緊張感ぶりが伝わってくるようでした。

ときに冷徹なこともあるのでしょうが、どちらかというと「冷静」という言葉のほうが合っている気がします。

いつも「冷静さ」を身にまとっている感じ。

人間関係においては、ちゃんと温かみもお持ちの方なのではないかと思いました。

アメリカ版「ヴォーグ」の20年来の仕事仲間、グレイス・コディントンさん(元モデルで、いまはエディターをやっておられる)との関係ややり取りなどが面白かった。

教皇・女帝とも言われる存在のアナ・ウィンターさんに対し、「信じられない。この服を撮影対象から外すの?何を考えてるの、アナは!」といった感じで、批判的・愚痴的なことを裏で他のスタッフと話していたり・・・
(結構、バンバン話しています)

でも、もうそういったこともひっくるめて二人の関係はちゃんとうまく築かれている様子。

お互いが、互いのセンスやら力量やらをちゃんと認め合っている・・・

映画だけでは、本当のドロドロ感はわからないのかも知れないけれど、なんだかいい感じだと思いました。



ファッションが教えてくれること [ アナ・ウィンター ]