映画「パンドラの匣」の動画を視聴しました。

2009年公開の邦画で、上映時間は約94分。

総合評価:★★★☆☆~★★★★☆(3.6)

ここで見ました⇒Hulu

(※紹介している作品は、2018年4月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細はHuluの公式ホームページにてご確認ください。)

監督:冨永昌敬さん
出演:染谷将太さん、川上未映子さん、仲里依紗さん、窪塚洋介さん、ふかわりょうさんら


原作は太宰治の小説。

マンガで読めます↓

パンドラの匣・ヴィヨンの妻 ─まんがで読破─【電子書籍】[ 太宰治 ]

ちなみに、匣の読み方は「はこ」です。

箱と同じ意味で捉えていいかと。

(「パンドラの匣」は)ギリシャ神話で出てくる、あのパンドラの箱のことになります。

映画「パンドラの匣」の感想



「音楽の選定はあれでよかったのかな」というのが全般的な印象としてありました。

これは自分の感覚ですが、なんというか、おどろおどろしい心象が生じてくるようでした。

原作も全体の基調がそんなふうなのだろうか。


竹さん役の川上未映子さんが美人だった。

芥川賞作家で女優も出来ちゃうってすごい。

さらに、音楽アルバムも出している?

多才な方なんですね。


映画タイトルは「パンドラの匣」だけれど、この映画を見る限り、希望はありまくりのような雰囲気も。

そうはいっても療養所で亡くなってしまう人もかなりいるということで、実際はパンドラの箱のような感じだったのだろうか。
(戦前の結核療養施設というのは)


■主人公が恋愛感情に対してサバサバしているところ
■療養所同部屋の人たちが、喧嘩をしても言葉がそんなに荒々しくなく、丁寧な印象
なのがよかった