映画「バルトの楽園」の動画を視聴しました。

2006年公開の邦画で、上映時間は約134分。

総合評価:★★★★☆(4.0)

ここで見ました⇒バルトの楽園
(本ページの情報は2019年3月時点のものです。 最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。)

監督:出目昌伸さん
出演:松平健さん、ブルーノ・ガンツさん、高島礼子さん、阿部寛さん、國村隼さん、大後寿々花さん、中山忍さんら

実話をもとにした作品。

あらすじ書き(見どころ説明)から、日本での第九初演奏の話が中心なのかと思っていました。

けれど、それは違いました。

第一次大戦中の、徳島県にあった捕虜収容所の様子(人道的配慮や交流)がメインでした。

戦争中の話だけれど、そこまで暗くならずに見ていけて、それでいていろいろと感じさせてくれました。


自分が「あぁそうか」と思ったことの一つは、第一時代戦中のドイツには皇帝がいたということです。

ヴィルヘルム2世。

「この頃の日本の軍人(特に将校)たちは、ドイツに対してどういった印象を抱いていたのだろう」なんてことが頭をよぎりました。

映画ではまったく描かれていませんが、この作品の時代中にはロシア革命が起こっています。

1917年。

この頃の日本軍人は、精神的には天皇を中心に据えていたのではないかと想像するのですが、他国のことはどう感じていたのだろう。

そういうのは関係なく、敵とか味方とかで区別して、上からの命令に従って動くのみって感じだったのだろうか。


バルトの楽園 [ 松平健 ]