映画「ソーシャル・ネットワーク」の動画を視聴しました。

2010年公開のアメリカ画で、上映時間は約120分。

総合評価:★★★★☆~★★★★★(4.2)

SNSサイト・Facebookの立ち上がりから成功、訴訟の様子を描いた作品です。

面白かったですが、どこまでが実話なのかがわからないのがちょっと残念。

「内容は、ほぼ実話」といったFacebookのお墨付きでもあれば、さらに高評価を付けていたかも。


しかし、すごいですよね。

この映画によれば、Facebookの立ち上げ時の資金はわずか1,000ドル。
(共同設立者のエドゥアルド・サベリンが出しています)

日本円で11万円ほどでしょうか。

それが、いまの時価総額で約45.5兆円?

アイデアと、インターネット上での仕組みの実現により、そういうふうに成長したことになります。

ただし、その裏側にはシンプルに語りつくせないようなドロドロもあった、と。

マイクロソフト創業者のビル・ゲイツも、のし上がっていくときに汚い手を使った、という評価(見方?)もあります。

「スタートアップ時には、いろいろあるのが普通」くらいに考えておくのが調度いいのでしょう、きっと。

日本人はともすると"フェアプレー"とか"きれいな成功"を重視しがちですが、競争相手を出し抜いて闘っていくようなパワーがないと大きな成功って難しいのかもしれないですよね、実情として。

我々は、

1.闘い方としては綺麗だけれど、途中でつぶされてしまうorそこそこの成功にとどまる
2.必ずしも褒められたやり方ではないけれど、結果的にすごいことになった

のどちらを評価・応援・支援するべきなのでしょう。


やんちゃの内容にもよるが、2.も評価していく姿勢を身に付けるべきなのではないか

そんなことを改めて思いました。




ソーシャル・ネットワーク [ ジェシー・アイゼンバーグ ]