映画「シーモアさんと、大人のための人生入門」の動画を視聴しました。

2015年公開(日本公開は2016年)のアメリカ・ドキュメンタリー映画で、上映時間は約81分。

総合評価:★★★☆☆~★★★★☆(3.7)

ここで見ました⇒Hulu

(※紹介している作品は、2018年6月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細はHuluの公式ホームページにてご確認ください。)

監督:イーサン・ホーク
出演:シーモア・バーンスタイン、イーサン・ホーク、マイケル・キンメルマン、アンドリュー・ハーヴェイら


芸術的追求と商業的成功との関係等について考えさせられました。
(「芸術家が目指す崇高な芸術と大衆が喜ぶものとはあまりにもかけ離れている」という言葉はなかなか衝撃的)


音楽も突き詰めていくと数学を追求するのと同じような感じになるのだろうか?

自分にはまったくその感覚がわからない・・・


バーンスタインさんと、弟子(生徒)のピアニストさんたちは、音楽を世界の中心に据え過ぎなんじゃないだろうか、といったことも思いました。

イーサン・ホークの舞台芸術もそうだけれど、スポーツとか文学とか宗教観とか、他のルートからも、同じような頂上を目指すことは出来るんじゃないだろうか。

だからこそ、異業種の人との対話も深い共感・共鳴のようなものがあるのではないかと思います。

日本的な表現をすると「道を究める」ってことかな。

そのルートにはいくつも種類があって、音楽の道だけが王道ってことはないのではないかと。


シーモアさんと、大人のための人生入門 [ シーモア・バーンスタイン ]