映画「ふがいない僕は空を見た」の動画を視聴しました。

2012年公開の邦画で、上映時間は約142分。

総合評価:★★★☆☆~★★★★☆(3.7)

ここで見ました⇒Hulu
(※紹介している作品は、2019年6月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細はHuluの公式ホームページにてご確認ください。)

監督:タナダユキさん
出演:永山絢斗さん、田畑智子さん、窪田正孝さんら

原作は窪美澄さんの小説。


ふがいない僕は空を見た (新潮文庫) [ 窪美澄 ]

映画「ふがいない僕は空を見た」の感想



いい感じのヒューマン作品だったかと。

この世に生きる人は、ほぼ100%の人が、腹黒さを持っていたり、うしろめたいことがあったりするのではないだろうか。

そういう愚かしいところがある人間を、肯定するのではないけれど、あたたかい目線というのか、見捨てない眼差しで描いています。


内容は悪くなかったけれど、これ、2時間以内におさめるのは難しかったかな。

作品時間が長めなのは、(自分の好みに反しており)残念。


この映画で出てきた名言



「馬鹿な恋愛したことない奴なんて、この世にいるんすかね?」

(助産院助手・みっちゃんのセリフ)

→みんな1つや2つ、愚かな恋愛体験はあるものでしょう。それを棚に上げて、正義感ぶって人の色恋沙汰を非難するのはおかしい

とか

恋をすると、つい愚かしい行動をしてしまうのが人間。それはみんな同じなのに、他人の(愚かな)恋愛を批判する権利はあるの?

といった意味合いです。