映画「のぼうの城」の動画を視聴しました。

2012年公開の邦画で、上映時間は約145分。

総合評価:★★★☆☆~★★★★☆(3.8)

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監督:犬童一心さん、樋口真嗣さん
出演:野村萬斎さん、榮倉奈々さん、成宮寛貴さん、山口智充さん、上地雄輔さん、山田孝之さんら

原作は和田竜さんによる歴史小説。


のぼうの城(上) (小学館文庫) [ 和田竜 ]


時代は戦国時代。

豊臣秀吉による小田原征伐の際に実際にあった史実をもとに作られています。

埼玉県行田市にあった忍城(おしじょう)を攻め落とそうとやってくる秀吉配下の武将たち。

総大将は、あの石田三成。

主人公は、忍城(おしじょう)の成田長親。

城代を勤めていた成田泰季の息子です。映画では、泰季の死後に彼が城代を継ぎ、総大将として石田三成側に抗戦するように描かれています。

忍城(おしじょう)側は百姓たちを合わせても3,000。

対する石田三成軍は総勢2万。

「いや、無理っしょ」「逆に言うと、三成は余裕でしょ」という状況。

これがどうなっていくのか・・・と楽しんでいけます。


少数が大軍勢を翻弄していくということでは、大河ドラマ「真田丸」のよう。

ただ、真田丸もそうなのでしょうが、描写として誇張されているところはあるものと思われます。


以下、ネタバレとなりますので、結末をお知りになりたくない人はご覧にならないでください。


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この間、NHKの歴史番組か何かを見ていたら、「秀吉による小田原征伐のとき、関東の城はことごとく落とされた」的な説明がされていました。

しかし、この忍城(おしじょう)は落とされずに残ったのが史実の模様。

このとき、唯一攻略されずに残ったお城。

NHK大河ドラマ「真田丸」でも、石田三成の戦下手を表すものとして、攻略失敗のように描かれていたような。

いや、これ↓を見ると真田昌幸の知恵でなんとか攻略したように描かれていたのか?

一方、「真田丸」で忍城開城を昌幸の入れ知恵で実現したのは脚色の妙だろう。百戦錬磨の昌幸に対し、理論家ながら実戦知らずの三成という印象を与えるのに効果を上げていたと思う。

「真田丸」忍城の水攻めと伊達政宗の野望、どこまで史実か調べてみた

忍城が落城したかどうかの史実についても、はっきりとはわからないところがある(諸説ある)のかもしれないな、これは。