映画「きみはいい子」の動画を視聴しました。

2015年公開の邦画で、上映時間は約121分。

総合評価:★★★☆☆~★★★★☆(3.9)

ここで見ました⇒Hulu

(※紹介している作品は、2018年4月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細はHuluの公式ホームページにてご確認ください。)

監督:呉美保さん
出演:高良健吾さん、尾野真千子さん、池脇千鶴さん、喜多道枝さんら

原作は中脇初枝さんの小説。


きみはいい子 (ポプラ文庫) [ 中脇初枝 ]

映画「きみはいい子」の感想



考えさせられる映画だった。

まず、学校の先生は大変だということ。

昔と今とでは、おおらかさというか、管理の仕方・ルールが大きく異なっているところがあると思う。

だから、本来はそれを補うために、地域や父兄のサポートが昔より必要な気がするけれど、どちらかというと、逆のベクトルになってしまっていることもあるのではないだろうか。


親からの子供の虐待的シーンは、目を覆いたくなるような気持ちにさせられます。

しかし、これは自分が子育てを経験したことがないので、完全にはわからない部分もあるのかもしれない。


ラストシーンは、終わり方が意外だった。

「ん、どういうこと?」となった。

文脈から、何が起こるのかがわかるものなのだろうか。

それとも、見る人がそれぞれ想像してみてね、ってことなのだろうか。

調べてみたところ、どうやら後者。

モスクワ国際映画祭の記者会見で、呉美保監督が次のように語っているようです。
“人生は続く”、それがこの映画では描きたかったことのひとつです。疑問を残すような終わり方にあえてしているのですが、そこを結論づけていろんなことを丸くおさめるような作品ではないと思っているので、人生は続く、続けていかなければいけないんだと思ってもらえるようなラストシーンにしました。見た方に想像していただきたい、見終わったあとにほかの人と語り合って欲しい

http://report.cinematopics.com/archives/32517


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